7月2日土曜日。
午前5時に自宅を出た時は、雨上がりで道が濡れていました。
前日の豪雨で林道一ノ瀬線が通れなくなっているのでは?と心配していましたが、崩落もなく、しゃくなげさんに到着しました。
しゃくなげのおかぁさんとお茶を飲みながらまったり話し込んでいると、間もなくM君も到着。
少しまったりしてから将監小屋を目指します。
フリーライドバイクに乗りたいというM君の希望で、今回もGTを引っ張り出しました。

前回恐ろしく重かったので、DH系のホイールからXC系のホイールに変更しました。
ホイールの自重だけでなく、転がり抵抗の少ないタイヤを履いているため、予想以上に軽く感じます。

M君の HARO EXT2 です!
フロントサスは、マルゾッキのボンバードロップオフで、トラベル130mm。
マルゾッキ特有のスムーズな動きが魅力です。
フロントは32Tシングル。登りは漕ぐ気なしですね。
M君のメイン山サイ用バイクは KLEIN attitude なのですが、今回は HARO をチョイスしました。
9時スタート。押しっ放し話しっぱなしの2時間。途中、登山者に出会うこともなく、楽々将監小屋に到着しました。
小屋は誰もいません。
裏の斜面から草刈機の音がします。
近くまで行くと、小屋番のカネオさんが草まみれになってスズタケを払っていました。
声をかけると、作業中の手を止め、降りてきてくれました。
そのまま、しばし談笑。
この小屋にも、晩冬や春先になるとヤマネが出没するそうです。
布団の中に潜り込んで冬眠するのですが、布団を齧って穴を開け、綿をむしるので、その修繕が大変なのだとか。
それに、夜中に走るからうるさくて眠れないとぼやいていました。
見事なドウダンの木(ヤマネはドウダンの花を食べる)があるので、いるかもなぁと思っていましたが、やはり将監小屋や周辺の森にも居るようです。
将監峠から笠取に抜ける主脈縦走路の崩落点は、今年も整備は進んでおらず、ガレ場を巻かなければならない状況。
あそこが整備されてれば、自転車で走るのも楽しかろうとカネオさん。我々の気持をわかってらっしゃる。
今日は雨上がりだし登山道傷めてもいけないんで、このまま林道を下りますというと、そのくらい大丈夫だから上回って七つ石の方にいけよと勧めて下さる。
どちらかというと白い目でみられる自転車ですから、行って来いよと背中をおしてくださるのは、本当にありがたいです。
ですがまぁ、天気も心配なので、予定通り林道を下ることにしました。
深く掘れたダブルトラック。フリーライドバイクの走破力と制動力で安全快適に降ることができました。

途中、むじなの巣でバイクを交換。
お互いのバイクについてあれこれ自慢しあうのでした。
30分かからずに下山。
昼食ができるまで、バイクを掃除しました。

昼食は、雪ノ下、たらの葉、わらびなどの天ぷらと、手打ちそばのセット。
意外や、青空が広がり、暑くなってきました。
キビタキが民宿の裏の木に巣をつくり、子育てをしているため、親鳥が民宿の庭をせわしなく飛びまわっています。
数時間まったりと過ごし、早めに帰宅しました。
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